「スキルの棚卸」で、
自分の現在地(現在のスキルレベル)を確認します。
おそらく、多いと思います。
「自分のスキルで生きていく」・・・といっても、自分に何ができるか、理解している人は少ないです。
それは振り返ることがなかったからです。
ITエンジニアは与えられた仕事を、がむしゃらにやってきました。残業もたくさんしながら・・・。振り返る時間もなかったでしょう。自分がどれだけ有効で、役に立つスキルを持っているのか、振り返らないとわかりません。
そこで「スキルの棚卸」です。
現在のスキルレベル(現在地)知ると、
夢を実現するために「必要なスキル、不足スキル」を把握できます。
ここでは、
・スキルの棚卸の方法
・職務履歴書の書き方
・活用する転職サイト
について説明します。
◆ネタバレ
・職務履歴書で何ができるかを再認識
・できること(できないこと)を認識
・スキルアップにつなげる活動をする
です。
職務履歴書とは・・・
主に、これまで仕事履歴を時系列で振り返り言語化し、自分が何をどんな立場で、どれくらいの期間やってきたのか。プロジェクトの規模や売上金額などを記載したもの。転職のときに必ず作ります。
ストレスフリーへの準備:スキルの棚卸で現在地を確認【職務履歴書】
(参考:ビズリーチなど)
スキルの棚卸の目的
「スキルの棚卸」とは、
仕事における経験や実績、習得したスキル等を振り返って言語化し、整理することです。
◆主な目的
・今後高めたいスキル、新たに身につけたいスキルの整理
・キャリアプランを考えるための振り返り
・職務経歴書を作成する際の下書き*
※下書きではなく、そのまま職務履歴書として使えます。
「スキルの棚卸」の手順
手順は以下の通り。
-
STEP1保有スキルの整理
自分のスキルを整理
①自分のできること
②得意なこと
を客観的に洗い出し、③在籍企業での所属部署と期間
④業務内容や成果を全て書き出す。
-
STEP2自己分析
自己分析でより深く自分自身を掘り下げる
自分という人材に対して
・強みや特性を明確化する
転職時には、有効なアピール方法を見つけ出すことができます。
-
STEP3キャリアアップのイメージ
今後のキャリアステップの方向性をイメージする
・経験や得意分野から、
・今どれだけのスキルがあるか
・今後はどのように成長していきたいか◆転職時へのメリット
・企業が必要とする人物像に近づける
・企業とマッチする可能性を上げる -
STEP4テクニカルスキルの振り返り
テクニカルスキルを振り返る
・業務内容や成果などから振り返る
◆テクニカルスキル◆
特定の業界や職種で必要とされる知識・能力・資格などのこと。求人に記載されている「○○の経験~年」の「○○」に入ることが多く、専門性を要する仕事において特に重要。例:経理、財務、プログラミング、Webデザイン -
STEP5ポータブルスキルの振り返り
ポータブルスキルを振り返る
・業務内容や成果などから振り返る
◆ポータブルスキル
特定の業種・職種・時代背景にとらわれず使える能力。「~年以上の経験」などのように数値化できないことが多く、人柄などの要素も含みます。面談・面接等での自己PRに利用できる。例:営業力、交渉力、傾聴力、決断力 -
END以上
棚卸しシート・職務履歴書の書き方
ExcelやWordで作るのが基本。
フォーマットは転職サイトにあるので、活用できるものは活用する!
※参考サイトは最後に記載します
職務履歴書(時系列/能力別)、略歴書
”棚卸ワークシート”は職務履歴書を作成する上でのワークシートです。
職務履歴書と似ているので、めんどうなので職務履歴書を作成すれば良いです。
① 職務履歴書(時系列)
・職務履歴(時系列)
・何年~何年まで(在籍期間)
・役割、役職、職務内容
・その期間に何をやったのか
・習得、活用したスキル(テクニカルスキル、ポータブルスキル)
・興味関心
など
② 職務履歴書(能力別)
時系列で作成したものを、業務分野ごとにまとめて業務内容と実績を記載する。
③ 略歴書(経歴書)
・最終学歴
・資格、略歴(社会人になってからの)
・サマリー(これまでの仕事内容)
・得意領域・自己PR、住所氏名、写真など
人脈シート|転職する際に
特に必要はないですが、
転職には人脈が物言うこともあります。
シニア人材のアピールにはなりますね。
転職エージェントによっては提示を依頼されることがあります。
人脈サマリー
どんな業界に、どれくらい(何社)の人脈があるか。業界、企業名、部署、役職名、関係性(元上司、部下、取引先、企業OB)、深度、海外は国やエリアなど
事業概要書|個人事業主やフリーランスの場合
個人事業主やフリーランスの場合です
内容は、事業の沿革、事業の略歴、専門領域・スキル、事業の実績、活動領域、事業の強み(PR)など。
まとめ|スペシャリストであること
スペシャリストの自分を探す
スペシャリストの自分を探す
「ジェネラリスト」ではなく
「スキルをもった個人であるスペシャリストの自分」を探すことが重要です。
これからの企業は人材を流動的に採用する
「求めるスキルをもった人材」になること
これからは「特定の仕事で必要なスキルを持った人材を流動的に採用」します。フリーランスにも採用が広がっていくでしょう
まずは、自分のアピール、セールポイントを「棚卸」し、再確認する。
リスクを回避した「副業」から活路を開いて行きましょう。
さあ、次のステップです!
※参考サイト
職務履歴書のフォーマットは以下のサイトからダウンロードしましょう。
書き方などのサポートも充実しています。
登録は無料なので活用しましょう。
これからは転職も当たり前になってきます。
情報収集のために使うことも考えましょう。
①大手転職エージェント
RECRUIT AGENT|リクルートエージェント
doda|業界最大級のエージェント
BIZREACH|ビズリーチ|転職サイト
②ITエンジニアの特化サイト
テックキャンプ エンジニア転職
マイナビクリエイター|Web職・ゲーム業界に特化
やってみようと思った時から始まっています。
やることはたくさんあります!
少しずつコツコツと
まとめMAP|全体はこちらから
写真ACのプロフィールページ
Written by Mat-Photo子(@MatPhoto4)
まずは動く~走りながら考える
悩んでいる時間がムダ、もし違っていれば「方向修正するだけ」です。
失敗しながら進む。
これは成功への道です。
人生100年時代。
楽しくやりましょう。
あなたの選択肢は”2つ”です
「やるか」
もう一つは
「今やるか」
です。
「行動を起こさないことこそ、最大の失敗」
さあ、行動です。