ITエンジニアとして25年を過ぎました。
プロジェクトマネジメントを主な仕事にしています。
・「優秀で、評価され、給料が高い」
・そんなプロジェクトマネージャーとはどんな人でしょうか?
・能力?
・技術?
・コミュニケーション?
もしくは・・・
一言で完了です。
高い評価、給料の高いプロジェクトマネージャーとは?【一言で完了】
一言です。
「お金をちゃんととってこれる人」
です。(終わり)
プロジェクトマネージャーに必要な要素
詳しく書いているサイトがたくさんあるので、
そちらをググればOKですw
・・・それではブログにする意味がないので、
【私見】プロジェクトマネージャーに必要な3要素
は、
①チームビルディングする力
②強い政治力と説得する能力
③全網羅した技術力と見積り
です。
それぞれ説明します。
①チームビルディングする力
プロジェクトは複数チームの集合体
チームが集まって、プロジェクトができます。
チームビルディングは、
プロジェクトマネージャーの最重要なパフォーマンスです。
必要なスキルは、
・必要なスキル人材を判断する力
・人材をタイムリーに集める力
・人材を集める人脈と政治力
です。
プロジェクトは生き物であり、
プロジェクトが進む工程毎にチームは変化します。
それぞれの工程でどんな人材が必要か、どれだけ必要か、必要人材を調達できるか。
プロジェクトマネージャーの「チームビルディングの力量」により、
プロジェクトの成否が決まります。
②強い政治力と説得する能力
これらは強力なコミュニケーション能力です。
一般的なコミュニケーション力は、
円滑に進めるため
に使われます。
プロジェクトマネージャーとして、
さらに必要なのは、
政治的に使うコミュニケーション能力
説得に必要なコミュニケーション能力
です。
簡単に言うと、
・政治力:他を巻き込む勢い、堂々とした力強さ、振る舞い
・説得力:間違いでも「なんだか正しいそう」と思わせる力
ですね。
特に「説得力」は、
信用につながる大事なスキルです。
③全網羅した技術力と見積り
ITエンジニアは技術力は「基本」です。
ですが、
マネージャーに技術は幅広く、全網羅でOK
です。
特定の技術に特化した深い知識など、必要ありません。
深く専門知識に特化は、他の誰かがやればいいことで、
マネージャーの仕事ではないです。
ここでのマネージャーの必要要素は、
作業ボリュームの見積りができる
ことです。
「この作業は、どれだけの作業ボリュームになる」か、
を計算できる力です。
・「作業ボリューム=お金」です。
・お金が見積れるマネージャです。
これができないマネージャーは、足元を見られます。
プロジェクトの成功に必要なもの
「お金」です。
チームビルディングをするにも、
優秀な人材を集めるための「お金」が必要です。
お金をかければ、優秀な人材が揃う
お金が高い人ほど優秀です。
優秀な人が集まれば、プロジェクトはうまく進みます。
お金があれば、政治力も発揮できる
お金のにおいを嗅ぎつけ、人が集まり人脈ができます。
お金もつ人は崇められ、
自分には人望があると勘違いし、
自信をもってコミュニケーションができます。
お金があればコミュニケーションもつく
つまり、「お金」があるかどうかで全く違うということです。
プロジェクトの成否は、
・プロジェクトマネージャーが、
・お客さんから、
・どれだけ「お金」をもってこれるか。
にかかっていると言ってもいいでしょう。
「お金」を取ってこれるマネージャーはプロジェクトを成功に導きます。
「成功=優秀」であり、会社に利益をもたらします。
そして、高い給与が支払われます。
貧乏プロジェクトは、失敗する可能性は高い
どれだけ優秀なプロジェクトマネージャーでも、
お金がなく、
必要な人材が調達できないようでは、
失敗します。
多種の顧客からも○○をとれること
お金の取り方はお客さんにより千差万別
いつも同じやり方では、お金をとってこれません。
顧客によって、
・予算の確保の仕方、上席への稟議の通し方
・細かい顧客もいれば、どんぶり勘定の顧客もいる
・見積もりの方法も説明の仕方
全て違います。
顧客の政治状況(主権者、利害・対立関係)を素早く理解し、
顧客のどの役席を篭絡すればいいのか、
瞬時に把握するスキルも必要です。
どんな顧客からもお金をとってくる人は優秀
なのです
給料の高いプロジェクトマネージャーになるには
経験の積み重ねが必要です
プログラミングスクールを卒業したばかりの人に「経験」はありますか?
・ITエンジニアは手に職がつく。
・仕事がなくなることはない。
確かにそうです。
ですが、給料が高くなるには、
上記のようなプロジェクトマネージャーになることだと思います。
残念ながら、
・プログラミングスクールを卒業
・2年目、3年目、~10年目
そんな人がすぐにたどり着ける領域ではないです。
ですが、可能性はあります。
それには、早い方がよい。
やろうと思い立ったら、今すぐ動くことでしょう。
まとめ|経験は積み重ね、今すぐ積み重ねる
優秀なプロジェクトマネージャーは、
・技術
・コミュニケーション
は、あって当たり前で、
それにプラスして、「お金」をとってこれることです。
それには、「経験」です
経験は、日々の積み上げです。
早ければ早いほど、積み上げられます。
ITはこれからも必要ですし、技術を習得していて損はありません。
第二新卒、20代、30代でも十分間に合います。
まずは動くことでしょう。
これができるプロジェクトマネージャーの年収は?
軽く年収1000万円は超えます
業種特化した場合は、さらに上乗せ。
業種によっては、さらに上でしょう。
少し低く見積もってます。
何をすべきか?|経験を積み上げるために
今、おかれた現状の分析や
今、できることを理解する必要がありますね。
それぞれおかれた立場は違うので、
いろいろな方向から考えてみることです。
↓IT未経験の人の最初の積み上げ
↓振り返って、自分が今何ができるか
↓ITエンジニアの必須スキルを考える
やってみようと思った時がスタートです
やることはたくさんあります!
モチベーションアップ!
あなたの年代別に合わせてモチベーションを上げよう
ここからはじめる!
ストレスフリーのITエンジニアに向けた手順の全体MAPです
ストレスフリーのエンジニアに向けての準備と事業主へ《全体MAP》
まずは動く~走りながら考える
悩んでいる時間がムダ、もし違っていれば「方向修正するだけ」です。
失敗しながら進む。
これは成功への道です。
人生100年時代。
楽しくやりましょう。
あなたの選択肢は”2つ”です
「やるか」
もう一つは
「今やるか」
です。
「行動を起こさないことこそ、最大の失敗」
さあ、行動です。