離職率の高い業界は、
1位:宿泊業、飲食サービス業
2位:生活関連サービス業、娯楽業
3位:その他サービス業
だそうです。
IT業界でも転職する人は多いです。
ITに関する求人先も多いこともあげられますね。
IT業界で25年以上、相当数の辞める人を見てきました。
最近の考え方は、
転職でステップアップ
です。
特に、20代~30代に多い考え方です。
「現職でどれだけスキルアップができるか」も転職の判断になっています。
かといって、無計画に転職を繰り返しても意味がなく。
IT業界で生きていくためには、
転職を前提にして、今の現場でどう行動すべきか、
だと思います。
◆今回の内容
①辞める人のほとんどの理由とは
②辞めると言われた上司の頭の中
③こんな理由なら辞めてもOK
です。
こんな理由なら会社を辞めてヨシ!辞めると言われた時の上司の頭の中
退職者対応マニュアルがある、とすれば
「辞めると言う社員への対応」マニュアルがあるとすれば、
・まず、理由をきく
・意思が固いか確認
・次(転職先)を確認
そして「まず一旦、止める」でしょうか。
※そんなマニュアルがあるかは知りませんが。
家庭環境などで仕方なければやむなし。無謀・無計画であれば止めたくもなります。例えば「電車の運転士」がIT業界に入るので辞める、とか。
リスクしかないような転職は止めたくもなります。
次に、
①辞める人のほとんどの理由とは
②辞めると言われた上司の頭の中
③こんな理由なら辞めてもOK
に説明します。
①辞めるほとんどの理由とは
以下の3つが主かと。
- (1)給料が少ない。
- (2)人間関係に疲れた。
- (3)未来に不安を覚えた。
(1)(2)は他の業界でもあると思いますが、
(3)の「未来に不安を覚えた」に関してです。
IT業界は技術革新が早いので、先端技術を使ったプロジェクトでない場合は、このままでいいのかと不安になります。
開発言語がCOBOLで、周りは50代のおじさんばかりとか・・・
顧客常駐ではレガシーシステムであったり、その顧客に特化したムダ技術だけの習得になることも。次の職場でやっていけるか不安になりますよね。
②辞めると言われた時|ぶっちゃけ上司の頭の中
上司の頭の中:①あいた穴が気にかかる
補填が必要になる
・空いた穴を埋めなければならない
・誰か代わりを探さないといけない
コスト削減・人員削減の中、会社は要員補充を渋ります。
そうなると、他のメンバーに仕事が回ります。
作業負荷がかかり、不満と残業増。
そんなことも頭の中をぐるぐる回ります。
困難でめんどくさい仕事が増えるのです。
上司の頭の中:②自分の評価が気になる
部下が退職すると
・マネージメント評価が下がる
・昇進や昇給に影響することも
回避するために、慰留させようとする上司もいます。
慰留させようと「給料を上げようと思っていた」「昇進させようと思っていた」・・・後付け話をする上司もいます。なら、もっと前から話があったはず。捨て台詞的に「お前は外でも使い物にならない」は人間的にダメですよね。
次に出会う上司は、そんな人でないことを願っています。
③「こんな理由」なら”辞める”決断もOK
理由として、
・この仕事では、十分にスキルアップができた
・この職場では、これ以上のスキルアップは見込めない
・この会社では、これ以上やりたいことがない
であるなら、次のステップ(転職)でOKです。
この判断ができるか、振り返ってみることです。
ITエンジニアが多い転職先
参考ですが、
20代~30代の転職先企業は、IT関連のコンサルティングが多いです。
これは、
・5年~10年のIT現場経験があればすぐ活躍できる
・経験や実績を評価され、希望が通る可能性がある
・給料もよい
だからと思います。
ですが、ITコンサルティングもハードで体力が必要ですね。
40代以降になると体力的に厳しいかもしれません。
まとめ|転職を”正しかった”ことにする
転職が正しかったかは自分次第
「転職」した時点では正しいかわからない
他人はいろんなことを言いますし、
正しいかどうかなんて転職した地点ではわかりません。
転職した職場である程度は仕事してみて、正しかったか判断ができるようになると思います。
正しかったことに自分でする
「自分の行動次第」だと思います。
考えに考え「正しい」と思って転職したのです。
正しかったと証明する行動をしたいですね。
必死に考えた「決断」は後押ししたい
上司としても本音です
必死に考え、自分なりの決断をしたので、すっきり辞めさせてあげたい。
後おししてあげたい気持ち、です。
「今の仕事がしんどい」「人間関係に疲れた」という理由なら、せめて何かしらの成果と実績を上げてから、辞めさせてあげたいですね。
※別記事の「モチベーションを上げるには」をどうぞ。
※上司、管理職、マネージャーもいろいろと考えています。
転職が成功するとは限りません
でも、違う道で頑張っていく、と決めたのです。
「成功」を勝ち取って欲しいし、後悔はして欲しくないですよね。
それでも、踏ん切りがつかないときは
・辞めれない事情がある
・気持ちも中途半端である
・反対派が多く説得できない
でも、今の(超ブラックな)職場はイヤだ。
そんなときの対処はまだあります。
以下を参照してください。
いつかまた一緒に仕事を
「また一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」
と言ってみるものの・・・
自分は転職の決断ができなかったし、転職に成功したあなたが悔しくて見たくないです。
・・・心が狭いなぁ。
やってみようと思った時がスタートです
やることはたくさんあります!
モチベーションアップ!
あなたの年代別に合わせてモチベーションを上げよう
ここからはじめる!
ストレスフリーのITエンジニアに向けた手順の全体MAPです
ストレスフリーのエンジニアに向けての準備と事業主へ《全体MAP》
まずは動く~走りながら考える
悩んでいる時間がムダ、もし違っていれば「方向修正するだけ」です。
失敗しながら進む。
これは成功への道です。
人生100年時代。
楽しくやりましょう。
あなたの選択肢は”2つ”です
「やるか」
もう一つは
「今やるか」
です。
「行動を起こさないことこそ、最大の失敗」
さあ、行動です。